
「筋トレを始めたいけど、何からやればいいか分からない」「ジムに行ってもマシンが多すぎて迷う」——そんな悩みを持つ初心者は多いです。
ぼく(40歳・岐阜・フィットイージー週5通い)も最初はまったく同じ状態でした。入会初日、マシンの多さに圧倒されて何もできずに帰った経験があります。
この記事では、筋トレ初心者が最初に取り組むべき3種目を厳選して解説します。なぜその3種目なのか、どうやるのか、何セットやればいいのかまで、迷わず始められるように具体的にまとめました。
筋トレデビューに「3種目」が最適な理由

種目を絞ると続けやすくなる
最初から10種目・20種目を詰め込むと「覚えることが多すぎる」「時間がかかる」という負担になり、結果的に続かなくなる可能性が高いです。
スクワット・ベンチプレス・ラットプルダウンの3種目に絞れば、1回のトレーニングを45〜60分で完結でき、フォームの習得にも集中できます。
シンプルであることが、継続の最大の武器です。
3種目で全身をカバーできる効率性
この3種目がとくに優れているのは、コンパウンド種目(複合関節運動)であること。1つの動きで複数の筋肉を同時に刺激できるため、少ない種目でも全身をまんべんなく鍛えられます。
| 種目 | 主に鍛えられる部位 |
|---|---|
| スクワット | 大腿四頭筋・ハムストリングス・臀筋・体幹 |
| ベンチプレス | 大胸筋・三角筋(前部)・上腕三頭筋 |
| ラットプルダウン | 広背筋・僧帽筋・上腕二頭筋 |
この3種目を組み合わせることで、上半身・下半身・背中・体幹まで網羅できます。初心者にとってこれ以上コスパの良い組み合わせはありません。
成果が見えやすくモチベーションが続く
シンプルな3種目なら、週2〜3回の継続で変化を感じやすくなります。
- スクワット → 2〜3ヶ月で太もも・お尻の引き締まりを実感
- ベンチプレス → 胸のハリ・腕の太さの変化を鏡で確認できる
- ラットプルダウン → 姿勢が改善され、猫背が気にならなくなる
小さな変化が積み重なると「もっと続けたい」という気持ちに自然となります。継続のためには、変化を感じやすい種目選びが最重要です。
完全初心者向け!オススメ3種目の詳細解説

種目①スクワット|下半身と体幹を同時に強化
スクワットは「キング・オブ・エクササイズ」とも呼ばれる、筋トレの王様です。下半身の大筋群(太もも・お尻)と体幹を一度に鍛えられ、日常生活での動作にも直結します。
基本フォーム
- 足を肩幅より少し広めに開き、つま先を外側に向ける
- 胸を張り、背筋を伸ばした状態で立つ
- 膝をつま先と同じ方向に向けながら、ゆっくりしゃがむ
- 太ももが床と平行になるくらいまで下げる
- かかとで地面を押すようにして立ち上がる
初心者の目安セット数・回数
| 期間 | セット数 | 回数 | 重量 |
|---|---|---|---|
| 最初の1ヶ月 | 3セット | 10〜12回 | 自重(バーベルなし) |
| 2〜3ヶ月目 | 3セット | 8〜10回 | 軽いバーベル(20〜40kg) |
よくあるNGフォーム
- 膝がつま先より大きく前に出る → 膝への負担が増えてケガのリスクが上がる
- 腰が丸まる → 腰椎に負担がかかる
- かかとが浮く → 重心が前に偏り安定しない
最初は自重(体の重さだけ)で、鏡を見ながらフォームを確認するのが大切です。
種目②ベンチプレス|胸・肩・腕をバランス良く鍛える
ベンチプレスは上半身の大筋群をまとめて刺激できる、見た目の変化を最も早く感じやすい種目です。
基本フォーム
- ベンチに仰向けになり、目の上にバーが来るようにポジションを取る
- 肩幅より少し広めにバーを握る
- 肩甲骨を引き寄せて胸を張り、背中に軽いアーチをつくる
- バーをゆっくり胸の中央(乳頭ライン)に下ろす
- 胸で押すイメージで、真上よりやや頭側に向けて押し上げる
初心者の目安セット数・回数
| 期間 | セット数 | 回数 | 重量 |
|---|---|---|---|
| 最初の1ヶ月 | 3セット | 10〜12回 | バーのみ(20kg)か軽めのダンベル |
| 2〜3ヶ月目 | 3セット | 8〜10回 | 40〜60kg前後 |
よくあるNGフォーム
- 肩がすくんで上がる → 大胸筋ではなく肩に負担が集中する
- バーを首元に下ろす → 首・肩のケガにつながる
- 手首が反りすぎる → 手首を痛める原因になる
ジムのバーベルが不安な場合は、ダンベルフライやスミスマシンのベンチプレスから始めるのも方法のひとつです。
種目③ラットプルダウン|背中の広がりをつくる
背中を鍛えるのに最適な種目。懸垂が難しい初心者でも、マシンを使えば広背筋を確実に鍛えられます。姿勢改善・猫背予防にも効果的です。
基本フォーム
- シートに座り、太ももをパッドの下にしっかり固定する
- バーを肩幅より少し広めに握る
- 胸を張り、背中を少し後ろに傾ける
- 肘を下に引くイメージでバーを鎖骨あたりまで引き下ろす
- ゆっくりと元の位置に戻す(戻す動作も丁寧に)
初心者の目安セット数・回数
| 期間 | セット数 | 回数 | 重量 |
|---|---|---|---|
| 最初の1ヶ月 | 3セット | 10〜12回 | 体重の50〜60%程度 |
| 2〜3ヶ月目 | 3セット | 8〜10回 | 体重の60〜70%程度 |
よくあるNGフォーム
- 腕だけで引いてしまう → 背中に効かず、腕が疲れるだけ
- 体が大きく揺れる → 反動を使いすぎで背中に効かない
- バーを首の後ろに引く → 首・肩のケガのリスクが高い
「背中の筋肉を使っている感覚」が最初はつかみにくいですが、肘を下に落とすイメージを意識するとうまくいきます。
週2〜3回の具体的なトレーニングメニュー例
「この3種目をどう組み合わせるか」が最初は分かりにくいので、具体的なスケジュール例を示します。
週2回(月・木)の場合
| 種目 | セット | 回数 | 間隔 |
|---|---|---|---|
| スクワット | 3セット | 10回 | 1分30秒 |
| ベンチプレス | 3セット | 10回 | 1分30秒 |
| ラットプルダウン | 3セット | 10回 | 1分30秒 |
合計約45分。これが週2回できれば十分なスタートです。
週3回(月・水・金)の場合
月・水・金で同じメニューを繰り返すか、種目を少し変えながら全身を刺激します。慣れてきたら1種目あたり4セットに増やしても構いません。
トレーニング頻度の詳しい考え方はこちら→ 【初心者向け】筋トレ頻度は週何回が最適?目的別スケジュール
筋トレデビューを成功させる3つのポイント

①フォームを優先して重量は欲張らない
初心者が最も陥りやすいミスは「早く重くしようとすること」です。フォームが崩れた状態で重量を上げると、筋肉ではなく関節や腱に負荷がかかり、ケガして筋トレを辞めることになります。
最初の1ヶ月は軽い重量でフォームを徹底的に固める。それだけで体は確実に変わっていきます。
②栄養と休養も「トレーニングの一部」と考える
筋肉はジムで破壊され、食事と睡眠で回復・成長します。どれか一つが欠けると効果が半減します。
- タンパク質:体重×1.5〜2g/日(例:体重70kgなら105〜140g)
- 睡眠:6〜8時間を確保する
- 水分:トレーニング中は500ml〜1L補給する
食事をおろそかにすると、どれだけ頑張って筋トレしても成果が出にくくなります。
③初日のジムに緊張しなくていい
「ジムって怖そう」「マシンの使い方が分からなくて恥ずかしい」と感じる初心者は多いです。でも実際のジムは、みんな自分のトレーニングに集中していて、周りを見る余裕はありません。
フィットイージーなどの24時間ジムは、各マシンに使い方の説明が貼ってあり、初日でも迷わず始められます。
ジム初日の不安を解消したい方はこちら→ 【ジム初心者】恥ずかしいと感じる人へ
3種目に慣れたら次に追加したい種目
3種目を1〜2ヶ月継続してフォームが固まったら、少しずつ種目を追加していくと体の変化が加速します。
| 追加種目 | 鍛えられる部位 | タイミング |
|---|---|---|
| デッドリフト | 背中・臀筋・ハムストリングス | 2〜3ヶ月目 |
| ショルダープレス | 肩(三角筋) | 2〜3ヶ月目 |
| アームカール | 上腕二頭筋 | 3ヶ月目以降 |
| レッグプレス | 太もも・臀筋 | 3ヶ月目以降 |
ただし、最初の1〜2ヶ月は3種目に集中することを強くおすすめします。基礎が固まってから応用に広げる方が、長期的に見て成長が速いです。
筋トレが続かないと感じたときはこちら→ 【3日坊主を卒業】筋トレが続かない5つの理由と習慣化の方法
よくある質問(Q&A)
Q1. 自宅でもこの3種目はできますか?
スクワットは自重で自宅でもできます。ベンチプレスとラットプルダウンはジムのマシン・バーベルが必要ですが、ダンベルとベンチがあればある程度代用可能です。本格的に体を変えたいなら、ジムに通うことを強くおすすめします。
Q2. 筋肉痛があるときも続けた方がいいですか?
痛みのある部位はしっかり休ませてください。筋肉痛は筋肉が修復中のサインです。別の部位を鍛えるか、完全休養にしましょう。
Q3. 最初はどのくらいの重量から始めればいいですか?
スクワットは自重から、ベンチプレスはバーのみ(20kg)、ラットプルダウンは体重の50%を目安にスタートするのが安全です。「10回×3セットで最後の数回がきつい」程度の重量が適切です。
Q4. プロテインは最初から飲んだ方がいいですか?
なくても始められますが、食事でタンパク質が足りない場合は補助的に活用するとよいです。鶏胸肉・卵・納豆などの食品で補うのが食費的にも効率的です。
Q5. フィットイージーのような24時間ジムは初心者でも使いやすいですか?
はい。各マシンに使い方の説明があり、スタッフ常駐時間にはサポートを受けられます。ぼく自身も24時間ジムからスタートして今でも続けています。
フィットイージーの使い方と初日の流れはこちら→ 【初心者向け】フィットイージーの使い方完全ガイド
まとめ
筋トレ初心者が最初に取り組むべきは、スクワット・ベンチプレス・ラットプルダウンの3種目に絞ることです。
この3種目だけで全身の大筋群をカバーでき、フォームを習得しやすく、変化を感じやすい。初心者が「続けられる筋トレ」を手に入れるための最短ルートです。
ぼく自身、この3種目を3ヶ月続けたことで、姿勢の改善・体重の変化・体力の向上を実感しました。最初は軽い重量でいい。フォームを丁寧に覚えることだけを考えて、まず1セットやってみてください。
小さな一歩の積み重ねが、理想の体への確実な道につながります。