
はじめに:「グリップが弱くてデッドリフトが伸びない」という悩み
「重量を上げたいのに、手がすべって持てない」
デッドリフトやラットプルダウンで重量を伸ばそうとすると、ターゲットの筋肉より先に「握力」が限界を迎えることがあります。「背中はまだ余力があるのに、バーが手から離れそう」——ぼく(チュートラール・40歳)もこの壁にぶつかりました。
フィットイージーのフリーウェイトエリアで週5回トレーニングを続ける中で、握力の問題はずっと気になっていました。グローブを試したこともありましたが、「手のひら全体を覆うタイプ」は蒸れるし、繊細なグリップ感がつかみにくい。
そこで導入したのがオールアウト(ALL OUT)のパワーグリップです。
パワーグリップとは、手首に巻いてバーやダンベルに引っ掛けるタイプのトレーニンググッズで、握力を補助しながら「ターゲットの筋肉だけを追い込める」のが最大の特徴。半年以上使い続けて感じたことを、この記事で正直にお伝えします。
この記事でわかること
- オールアウト パワーグリップの正直な使い心地・効果
- 半年使っての耐久性・品質変化
- どんな種目に向いているか・向いていないか
- サイズ選びのポイント
- 類似商品(Schiek・Harbingerなど)との比較
【結論】オールアウト パワーグリップはこんな人におすすめ
✅ こんな人におすすめ
- デッドリフト・ラットプルダウン・ダンベルロウで「握力が先に限界になる」人
- 手のひらに豆ができやすい・バーで手が痛い人
- 価格を抑えながらパワーグリップを試したい人
- 国内ブランドの安心感が欲しい筋トレ初心者〜中級者
❌ こんな人には向かないかも
- スクワット・ベンチプレスなどプッシュ系の種目メインの人(パワーグリップはプル系に特化)
- 競技用の高強度リフティングに使いたい人(その場合はSBDなどの上位モデル推奨)
- 手首サイズが極端に細い・太い人(サイズ展開の確認が必要)
オールアウト パワーグリップの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格(目安) | 約2,000〜3,000円(2個セット) |
| 素材 | ネオプレン(手首ベルト)+合成皮革グリップパッド |
| サイズ展開 | S・M・L(手首周りのサイズで選ぶ) |
| カラーバリエーション | ブラック・グレー 等 |
| 対応種目 | デッドリフト・ラットプルダウン・ダンベルロウ・懸垂 等 |
| 保証 | ブランド公式に確認のこと |
※価格は記事執筆時点(2026年5月)のものです。変動する場合があります。
パワーグリップとトレーニンググローブの違い
パワーグリップはバー(棒)に引っ掛けるストラップ形状で、手首にベルクロで固定します。トレーニンググローブと異なり、バーとの接触面に特殊なグリップパッドがついているため、握力を消費せずにバーを保持できます。プル系(引く動作)の種目との相性が抜群です。
実際に半年使ったリアルレビュー
① 使い心地・フィット感
★★★★☆(5点中4点)
最初に装着したとき「これ正しく付けてるのかな」と迷いましたが、慣れると10秒もかかりません。手首にベルクロで巻いて、グリップパッドをバーの上から引っ掛けるだけ。シンプルな構造です。
手首へのフィット感は良好で、適切なサイズを選べばずれることはほとんどありません。ネオプレン素材は柔らかく、長時間装着しても手首への圧迫感は少なめです。
グリップパッドをバーに引っ掛けた瞬間の「ガッチリ感」は、初めて使ったときに驚きました。素手でバーを握るより明らかに安定していて、「バーを握る」というより「バーと一体化している」感覚に近い。
② 耐久性・品質
★★★★☆(5点中4点)
半年、週5ペースで毎回使い続けた状態での評価です。
グリップパッド部分:わずかな表面の劣化は見られますが、機能的な損傷はなし。グリップ力は使い始めとほぼ変わらないと感じています。
ベルクロ(マジックテープ)部分:こちらも粘着力の低下は感じていません。ただし、汗が乾燥した際に毛羽立ちが若干出てきています。定期的に乾燥させることで問題なく使えています。
手首ベルト部分:伸び・型崩れは今のところなし。
この価格帯のトレーニンググッズとしては、十分な耐久性だと感じます。
③ トレーニングへの効果
★★★★★(5点中5点)
ここが一番の評価ポイントです。
デッドリフト:パワーグリップを使い始めてから、重量が大幅に伸びました。以前は握力が先に終わって「背中はまだ動けるのに手がすべる」という状態でした。パワーグリップ導入後は背中の筋肉に集中して追い込めるようになり、フォームも安定してきました。
ラットプルダウン:背中への効き方が全然違います。グリップを気にしなくて済む分、肩甲骨の動きや背中への収縮をより意識できるようになりました。「背中を使っている感じがしなかった」という初心者に特におすすめしたい使い方です。
ダンベルロウ:高重量のダンベルを扱うとき、手が痛くて集中できないことがありましたが、パワーグリップがその問題を完全に解消してくれました。
数値で言うと、パワーグリップ導入後3ヶ月でデッドリフトの扱える重量が約10〜15kg増加しました(もちろんトレーニング全体の積み重ねも含めた結果ですが、グリップの補助がなければ達成できなかった重量です)。
④ コスパ
★★★★★(5点中5点)
2,000〜3,000円台で手に入る価格帯としては、非常に高いコスパだと感じています。
上位モデル(SBD・Schiekなど)は5,000〜10,000円以上の価格帯になります。競技者レベルでない限り、オールアウトの価格帯で十分な性能が得られると思います。
「まずパワーグリップを試してみたい」「初めてのひとつ目」として選ぶには、この価格は非常に入りやすい。長く使い続けられることも考えると、投資対効果は高いです。
⑤ デメリット・改善してほしい点
正直に書きます。
- 素手の感覚が失われる:パワーグリップに頼ると、素手での握力そのものが鍛えられにくくなります。握力トレーニングも並行して行うことをすすめます
- プッシュ系種目には使えない:ベンチプレス・ショルダープレスなどの「押す」動作には不向き。プル系(引く種目)専用のグッズです
- 装着・取り外しに慣れが必要:最初の数回は装着に手間取ることがあります。慣れれば問題なし
- 汗をかくと若干ベタつく:長時間のトレーニング後は素材の表面に汗が残ります。使用後は乾燥させてからしまいましょう
類似商品との比較
| 商品名 | 価格目安 | グリップ強度 | 耐久性 | コスパ | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| オールアウト パワーグリップ(本記事) | 約2,000〜3,000円 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ◎ |
| Schiek パワーグリップ | 約4,000〜6,000円 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ○ |
| Harbinger パワーグリップ | 約3,000〜4,500円 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ○ |
| SBD ストラップ | 約5,000〜8,000円 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | △(競技者向け) |
判断基準
- 初心者〜趣味レベル:オールアウトで十分
- 中級者以上・週5以上の高頻度トレーニング:SchiekやHarbingerも視野に
- 競技・パワーリフティング:SBDなどの専用品を検討
フィットイージーでの活用シーン
フィットイージーのフリーウェイトエリアで、ぼくは毎回このパワーグリップを使っています。
特に活躍する場面:
デッドリフト:床から高重量のバーベルを引き上げるとき。素手では手のひらの皮が痛くなる重量帯でも、パワーグリップがあれば安心してトレーニングできます。
ラットプルダウン・シーテッドロウ(マシン):フィットイージーのマシンエリアで使うことが多い。「背中に効かせる」意識がしやすくなります。
ダンベルロウ・ワンハンドロウ:フリーウェイトエリアで高重量ダンベルを使うとき。手首・手のひらへの疲労なしに背中を集中して追い込めます。
ぼくのトレーニングの中で、背中の日(ラットプルダウン・デッドリフト・ダンベルロウを組み合わせる日)には特に欠かせないアイテムになっています。

よくある質問FAQ
Q1. 筋トレ初心者でもパワーグリップは必要ですか?
A. 扱う重量が軽いうちは不要です。重量が増えてきたら検討を。
軽い重量のうちは素手でも十分に扱えます。「握力が先に限界になってターゲット筋肉を追い込めない」と感じてきたタイミングが導入のサインです。目安としては、ラットプルダウンで50kg・デッドリフトで60kgを超えてくるあたりから効果を実感する人が多いです。
Q2. サイズはどう選べばいいですか?
A. 手首周りのサイズで選び、迷ったら大きめを選ぶのがおすすめです。
オールアウトのパワーグリップはS/M/Lで展開されています。手首にベルクロで固定するため、きつすぎるとトレーニング中に血行が悪くなることがあります。「ベルクロの締め具合で調整できる」点を活かして、少し大きめのサイズを選ぶとフィット感の調整幅が広がります。
Q3. 使用後のケア・洗濯はどうすればいいですか?
A. 使用後は陰干しで乾燥させるのがベストです。
汗が残ったまま放置すると素材の劣化・においの原因になります。使用後はタオルで軽く拭いてから、風通しの良い日陰で乾燥させましょう。水洗いはネオプレン素材の劣化を早める可能性があるため、基本は乾燥メインでのケアをおすすめします。どうしても洗いたい場合は手洗い・陰干しで対応してください。
まとめ:オールアウト パワーグリップは「背中の日」の必需品
半年間使い続けた評価をまとめます。
総合評価:★★★★☆(4.5/5)
- 2,000〜3,000円台で手に入るコスパの高さ
- デッドリフト・ラットプルダウンでの効果は絶大
- 半年使っても劣化が少なく耐久性も十分
- 初心者〜中級者のフィットネスユーザーに最適
「握力の限界でトレーニングが止まる」問題は、パワーグリップ1つで解決できます。ぼくにとって、フィットイージーでのトレーニングに欠かせないアイテムになりました。
背中トレーニングの伸び悩みを感じているなら、まず試してみる価値は十分にあります。
これを使ってから、背中への「効いてる感」が別次元になりました。
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チュートラール / ブログ「F.E SHIFT」
習慣が変わる、人生が変わる。フィットイージーでギアを入れろ。
岐阜県出身 / 40歳 / パーソナルトレーナー資格取得に向けて勉強中 / フィットイージー週5通い中